21.9.8朝日新聞に世田谷区のコロナ後遺症調査

9月8日付の朝日新聞に、「コロナ後遺症あり 半数~世田谷区、感染3710人回答」と題する記事が掲載されました。

世田谷区は、新型コロナウイルスに感染した区民や区内病院に入院した人を対象に実施した後遺症に関するアンケートの結果(速報)を公表しました。回答を得た3710件の内容から、コロナの症状がおさまっても、様々な後遺症の症状や退院後の不安などに苦しむ姿が浮き彫りになりました。

区はコロナ感染者に郵送とインターネットで3710人(有効回収率41.4%)から回答を得ました。回答者のうち、「後遺症がある」と答えたのは48.1%、「ない」は49.3%で、年代別の後遺症の有無の割合では、30、40、50代で「ある」がいずれも半数を超えていました。後遺症の症状別で最も多かったのは嗅覚障害で971件。全身のけんたい感(893件)、味覚障害(801件)と続きました。

療養中や療養後に困ったことでは、体調や健康面への不安が1270件と最多で、家族への感染の不安(1169件)、療養生活での不安やストレス(1033件)も多く、「自宅待機中の生活」「うわさなどへの不安」「風評被害・誹謗中傷」など、経済的な不安もありますが、家族や自身の体調や周囲からの目への不安を訴える声も目立ちました。

区長は、退院後の受け皿が不十分で、後遺症治療がコロナ治療の延長として必要だとの考えを示しました。10月下旬に最終結果をまとめて、区のサイトなどに掲載し、感染予防の啓発活動などに役立てたいとしています。