21.6.1公明新聞にME/CFS診断法確立の研究

6月1日付の公明新聞の「新型コロナ そこが知りたい」のコーナーで、「感染後 体調不良が続く 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の可能性も~原因不明の慢性疾患 治療法確立へ研究進む」と題する記事が掲載されました。

新型コロナウイルス感染の後遺症として、疲労や体調不良が長期間続く場合があり、その中に原因不明の慢性疾患ME/CFSとみられる例があると指摘されています。海外でも論文が発表され、国内では患者団体が研究の促進を求めています。

WHOで神経系疾患と分類されているME/CFSは、▽身体的・知的活動後に体が衰弱し回復に極端に時間がかかる(労作後の消耗)▽睡眠障害▽思考力・集中力の低下などが続きます。歴史的には、SARSなどウイルス疾患の流行後にME/CFSが集団発生しており、ウイルスや細菌が免疫系に作用することが発症に関係しているとも考えられています。

国立精神・神経医療研究センターの研究グループが4月27日、ME/CFS患者の血液を解析して新たな免疫異常を発見したと発表。客観的診断法の確立や治療薬開発への応用につながる可能性が示されました。

NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会理事長は「診断基準の確立は、コロナ感染後に発症するME/CFSを早期に診断することに加え、指定難病の要件を満たす上でも重要だ。診断法の実用化と治療法開発を進めてほしい」と語っています。同会はHPでコロナ後遺症関連を含む各種情報を発信しています。