21.5.10しんぶん赤旗に診断マーカーの記事

5月10日付けのしんぶん赤旗に、「診断マーカーを発見~初の啓発イベントで報告 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」と題して、国立精神・神経医療研究センターの研究成果を取り上げて頂きました。

NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会は9日、ME/CFSの国際啓発デー(12日)にちなみ、初の啓発イベントを開催しました。ME/CFSは世界保健機関の国際疾病分類で神経系疾患と分類されています。約3割の患者が寝たきりに近い重症(厚生労働省調査)と深刻ですが、血液や画像の検査で異常が出ないため診断がなかなかつきません。

イベントでは、約200人の患者を診てきた国立精神・神経医療研究センター神経研究所の山村隆免疫研究部部長が、新型コロナ後遺症との関係でME/CFSがかなり注目されていると指摘し、同研究所の最新の研究成果を報告。「今回、診断に有効な血液バイオマーカーを発見し、80~90%の精度で診断できると分かった。症状や病歴に基づく診断ではなく、客観的な検査に基づいてME/CFSを診察する時代がもうすぐきます。そのために研究費が必要で研究体制の維持が重要」と話しました。

同会理事長は「これから本当に希望がもてる。一日も早い研究と診療体制の推進を国に働きかけていく」と語りました。