21.3.25ロイター通信にコロナ後遺症

3月25日付のロイター通信に、「コロナ後遺症、40─50代の女性に多い傾向=英研究」と題する記事が掲載されました。英国で24日発表された2つの研究で、40代と50代の女性に新型コロナ感染症での退院後、後遺症のリスクが高いことが示されました。

「PHOSP」と呼ばれる研究では、昨年3月~11月の間に英国の病院を退院した男女1077人を調査。中年の白人女性で基礎疾患がある場合は、退院後5カ月たってもコロナ後遺症を訴える確率が高く、およそ40~60歳で少なくとも2つの基礎疾患のあった白人女性に、最も深刻な後遺症の長期化が見られました。多くが筋肉や関節の痛み、倦怠感、息苦しさ、ブレインフォグを中心に複数の症状を訴えました。

もう1つの研究は「国際重症急性呼吸器新興感染症協会」が主導し、327人を調査。50歳未満の女性は男性や50歳以上に比べ、基礎疾患がなくても倦怠感が2倍、息苦しさは7倍で、記憶や動作や意思疎通の問題もより多かったです。

PHOSPの研究に参加した呼吸器専門家は、男性と女性の免疫反応の違いが女性にコロナ後遺症が多いことの説明になるかもしれないと指摘。中年期の女性には「自己免疫」が多いことが知られていると説明しましたが、この問題を十分に理解するにはもっと研究が必要だとしています。