21.1.15東京新聞にコロナ後遺症

1月15日付の東京新聞に、「退院しても終わらない  味覚・嗅覚異常、脱毛…続く後遺症~寝たきりで解雇の例も『国は深刻さ知って』」と題する記事が掲載されました。

息苦しさや体の痛み、脱毛、抑うつ症状―。新型コロナウイルス感染が急拡大する中、後遺症の問題が深刻化しています。多様な症状が続くのが特徴で、体調悪化から寝たきりとなり職場を解雇されるケースも。後遺症に苦しむ人たちは「退院しても終わらないのがコロナの怖さ」「後遺症治療にも支援を」と訴えます。

昨年7月にコロナの陽性が判明した東京都内の20代男性会社員は、半年近くたった今も味覚や嗅覚がなく、「感覚が狂い、自分が自分でないみたい」と話します。友達に感染の事実すら打ち明けられず、外食も楽しめなくなりました。耳鼻科に通い、漢方薬や、アロマオイルをかぐ療法も試しましたが改善しません。国が盛んに言うワクチン接種も既に感染した人には遠い話で、孤立感は強まり、「後遺症の問題や治療薬の開発にも、もっと目を向けてほしい」

都内の40代女性は昨年10月中旬に発症し、11月下旬に突然、頭髪の脱毛が始まり、毎日抜ける毛の量は集めるとゴルフボール大で、髪の量は半分ほどに減りました。ウィッグの購入や漢方治療にも費用がかかります。「退院したら終わり、とならない。職場復帰できないほど、症状が重い人もいる。国には少しでも金銭的な支援を検討してほしい」と、この怖さが広く理解されることを願います。

国立国際医療研究センターの研究班が昨年10月に発表した論文によると、63人の退院患者から回答を得、呼吸苦や嗅覚障害、倦怠感などの症状は、発症から120日たっても続いていることが分かりました。