21.1.15東京新聞にコロナ後遺症専門外来

1月15日付の東京新聞の一面トップに、「コロナ後遺症専門外来 聖マリアンナ医大病院が開設へ~倦怠感や息苦しさ フォロー」と題する記事が掲載されました。

新型コロナウイルスの後遺症に特化した「感染症後外来」が18日、川崎市の聖マリアンナ医科大病院に開設されます。大坪毅人病院長は「後遺症の詳しいメカニズムは分かっていないが、各診療科の知見を集めて対応する」と話します。

主に重症のコロナ患者の治療に当たる同病院によると、後遺症は倦怠感、息苦しさ、味覚・嗅覚障害、体の痛み、頭髪が抜ける脱毛、不安感や抑うつ状態などの精神疾患まで、さまざまな症状が報告されています。感染症後外来は、陽性判明後2カ月以上たっても症状が続く16歳以上が対象。他の病院の紹介状が必要で、当面は週1回で運用します。同外来とは別に、肺の損傷や筋力の低下が著しい重症患者の予後をフォローする取り組みも始めます。

総合診療内科の土田助教は「倦怠感や呼吸困難感といった症状は『気のせい』とみなされがち。診療科の多い大学病院ならば、呼吸機能や心臓超音波などさまざまな検査を用いて、客観的な評価ができる」と説明します。精神疾患についても専門看護師や精神科医らと連携し、適切な治療を提供していく方針で、後遺症の解明や治療法の確立も目指します。

コロナ後遺症の専門外来を置く病院は、首都圏では、後遺症も含めた漢方のオンライン外来を昨年8月から始めた北里大東洋医学総合研究所などに限られます。