21.1.3 BBC Newsに長引くCOVIDと MEの類似点

1月3日付のBBC Newsに、「COVID-19:長引くCOVIDとMEの類似点」と題する記事が掲載されました。

疲労、混乱、記憶障害のようなMEに関連してよく見られる症状のいくつかは、新型コロナウイルスから完全に回復しない人々によっても報告されています。ME患者をサポートしている団体は、「長引くCOVID」の人々から質問を受けているとBBC Newsに語りました。

ジョアン・マクパーランド氏は、北アイルランドの自宅から「MEと線維筋痛症の希望」というグループを運営しています。ネットで症状を調べたCOVID後の患者さん達からコンタクトを受けてきたと語ります。「ウイルス性の発症、極度の疲労、労作後の消耗(体調不良)、吐き気、痛み、目まい、回復のなさ、そしてこれらの症状と闘うにつれ悪化していくという、私自身の経験とそっくりです。私達が対応しているのは軽症だった患者達で、6ヶ月後にはベッドから出ることもできず、一部は医療従事者です。」

チャールズ・シェパード先生は英国ME協会の顧問医師で、COVID-19後症候群のガイドラインを作成後に、英国の保健大臣マット・ハンコック議員に手短に情報提供するよう求められました。4月以降、患者団体に対する支援の要望は着実に増えていると、彼は語りました。「類似型の感染症である2002年のSARSの集団発生後に追跡した約10%の人々には長期間に及ぶ症状が出現し、その内の約10%の人々はME/CFSのような疾患を発症したことを知っています」とシェパード先生は語ります。

作業療法士のロレイン・ヘンリー氏は、北部の保健及び社会保障トラストでME/CFSのプログラムを運営しています。長引くCOVIDの人々についての質問を受けるようになり、この分野の研究は他のウイルス感染後の病気にも有益だと思うと語ります。「症状の管理や症状の点から、ME/CFSとの類似点を感じます。」

治療について総合診療医に助言する国立医療技術評価機構(NICE)は、新型コロナウイルス感染後12週間以上たっても続き、他のコンディションによっては説明できない症状を、COVID後症候群と定義しています。段階的運動療法はもはやMEの標準的治療として使用すべきではないとする新しいガイダンスを、NICEは現在協議しています。