21.2.28初めてのオンライン上映会のご案内

2021年2月28日(日)に、ZOOMを使って初めてのオンライン上映会を企画致しました。当会製作のドキュメンタリー映画「この手に希望を~ME/CFSの真実~」(監督:有原誠治)の上映会後、当法人の篠原理事長がお話しします。多くの医療関係者や一般の方に参加して頂けるのをお待ちしております。事前申し込みが必要です。

米国国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が、COVID-19後に長引く症状は筋痛性脳脊髄炎の症状に似ていると発言したことが、7月にCNNニュースで取り上げられました。英国国立衛生研究所は、COVID-19の後遺症には4つのパターンがあり、その一つがウイルス感染後疲労症候群(ME/CFSを含む)であるとの研究報告を10月に発表しました。

当法人はアンケート調査を実施し、日本でもCOVID-19後にME/CFSを発症した方を確認しました。過去のエビデンスを基にすると、COVID-19の全感染者の10~12%がME/CFSを発症すると推計され、日本でも1万人規模の新たなME/CFS患者が生まれる可能性を示しています。

『この手に希望を~ME/CFSの真実~』のオンライン上映会
日 時:2021年2月28日(日)13:00~15:30
対 象:どなたでも(要申し込み)
参加費:無料 

【上映会のプログラム】
第一部 映画鑑賞(約68分) 監督:有原誠治
・ドキュメンタリー映画「この手に希望を~ME/CFSの真実~」
第二部 トークと質疑応答
・篠原三恵子(NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会理事長) 
 「COVID-19後遺症のアンケート調査から見えてきたこと」

定員:50名(先着順)
申込み:メール:answertomecfs@gmail.com、又はファックス:03‐6685‐6233
締切:2021年2月20日(日)まで
※当会からのメールが受信できる環境であることを確認した上でお申込み下さい
※数日前にZOOMのURLをお送りします。 

主催:NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会
後援:NPO法人有明支縁会
問合せ:NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会 answertomecfs@gmail.com 

2月28日の上映会のチラシはこちらから(表面裏面)ご覧頂けます。
予告編(トレーラー)は当会のHPのトップページよりご覧頂けます。  

【「この手に希望を」のストーリー】
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は通常、ウィルス感染後に発症し、免疫障害、神経機能障害、認知機能障害、睡眠障害、自律神経系機能障害を伴う神経難病です。患者たちは通常の日常生活すら送れなくなり、学校や仕事に行かれなくなり、寝たきりになる患者も多く、社会から孤立しています。ところが、診療できる医師は非常に少なく、通常の検査では異常が見つからないため、「考え方を変えれば治る」「性格の問題」などと言われ、家族や友人からも理解を得られず、怠けているのではないかという眼差しを向けられます。日本には約10万人の患者がいると推定されているにも関わらず、重症患者はほとんど家から出ることもできないため、その実態は闇に葬られてきました。

理解してくれる医師が一人もいない中、1990年にアメリカ留学中にME/CFSを発症した寝たきりに近い一人の重症患者が、患者の実態を描く米国のドキュメンタリー映画を翻訳し、試写会を開始しました。少数の理解者と共に2010年には患者会を発足し、欧米の診断基準や最新の医学情報などを翻訳し、神経内科医による神経難病ME/CFSの研究促進を訴え続け、やっと2015年にその願いが叶いました。ME/CFSはまだ原因が解明されておらず、治療法も確立していませんが、この数年は海外においても飛躍的に研究が進み、根治薬が開発されることを世界中の患者が待っています。

※このドキュメンタリー映画は、日本理学療法士協会、パルシステム東京市民活動助成基金、カリタスジャパンから助成を受けて作製致しました。