20.8.21国際ME/CFS学会で佐藤先生が講演

8月21日(米国時間)に、国際ME/CFS学会(IACFS/ME)主催の2年に一度の国際ME/CFS学会学術大会がオンラインで開催されました。国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所免疫研究部室長の佐藤和貴郎先生が、「Immune dysregulation with deviated B cell receptor repertoire in ME/CFS(ME/CFSにおけるB細胞受容体のレパートリーの偏倚を伴う免疫異常)」と題して講演されました。佐藤先生はAMEDの「ME/CFSの血液診断法の開発」研究班の研究代表者です。

今回の学術大会は、「COVID-19のセッション」「免疫/代謝/心拍変動」「治療法」「研究/臨床ネットワーク」「免疫/代謝」「まとめ」の6つのセッションに分かれて発表されましたので、プログラムの一部をご紹介します。

「COVID-19のセッション」
・ハービー・モルドフスキー先生(カナダ、トロント大学):急性SARS感染症後に慢性疲労症候群を発症するか。そうであればなぜか
・レオナード・ジェイソン先生(デポール大学):COVID-19の発症リスク要因と感染症後の後遺症
・サディー・ウィタカー先生(Solve ME/CFS Initiative):COVID-19の慢性的影響の受けやすさ或いは回復力を理解し、ME/CFSの理解を深める
・ロナルド・トンプキンス先生(ハーバード大学):COVID-19患者のME/CFSへの移行
・ルイス・ナカㇽ先生(カナダ、プリティッシュコロンビア・ウィメンズ病院の慢性的複合病プログラム&英国、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院):ME/CFS発症リスクと予後に対するCOVID-19の影響

「免疫/代謝/心拍変動」
・佐藤和貴郎先生:ME/CFSにおけるB細胞受容体のレパートリーの偏倚を伴う免疫異常
・イナ・K・N・ピタ―セン先生(ノルウェー、ベルゲン大学):欠陥のあるME/CFSのエネルギー代謝
・フレッド・フリードバーグ先生(ストーニー・ブルック大学):患者はなぜ体調が回復し、なぜ悪化するのか。ME/CFSにおけるモデル対データ
・ジェームス・バラニュイック先生(ジョージ・ワシントン大学):運動誘発性の起立性頻脈と体位性頻脈症候群における心拍変動

※学術大会の英語の詳細はこちらからご覧頂けます