20.7.29中村都議がCOVID-19とMEについて質問

国民民主党の中村ひろし都議会議員が、新型コロナウイルス感染症がME/CFSの引き金になる可能性に関して文書質問を提出して下さり、7月29に答弁書が返ってきましたのでご紹介致します。東京都議会では、本会議場の質問の代わりに文書質問を提出できる制度があり、この答弁は議事録に記載されます。

質問:ME/CFSについて、ウイルス感染症が関連していると言われている。新型コロナウイルス感染症がME/CFSの引き金になる可能性を調べるため政府に対して研究を求めるべきだが、見解を伺う。

回答:ME/CFSは、日常生活が著しく脆弱れるほどの強い全身倦怠感、微熱、リンパ節腫脹、頭痛、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力低下などを主訴とし、休養しても回復せず、6か月以上の長期にわたって症状が続くといわれています。一般的な血液検査、尿検査、画像検査では特徴的な所見を同定できず、原因・病態は明らかにされていませんが、平成26年度に国が実施した「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業」の報告書では、急性発症の場合、発症に関与したと考えられる因子として、「発熱、感染症と回答した患者が多い傾向にあり、なんらかの感染症の関与が示唆されたると報告されています。当該疾患については、現在、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の研究「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の血液診断法の開発」及び「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群に対する診療・研究ネットワークの構築」が行われており、都は、引き続き国や各研究班の動向を注視していきます。