20.7.2NHKニュースでCOVID-19後の体調不良

7月2日(木)の19時21時のNHKニュースで、「退院後もコロナ後遺症」」と題して、COVID-19後の体調不良について取り上げられました。新型コロナウイルスに感染し、陰性になった後も、発熱や息苦しさが続いていると訴える人が相次いでおり、実態調査が始まることになりました。

21歳の男子大学生は、退院した後も後遺症と見られる症状を訴えています。4月に感染が判明し、40度を超える発熱などで入院。5月9日に陰性が確認されて退院しましたが、37度5分前後の発熱や、倦怠感、息切れ、嗅覚障害などの症状が2ヶ月近く続いています。今は休学を余儀なくされています。

大学生:すごい倦怠感で押しつぶされそうな感覚で、眠れないくらいの頭痛もありました。字を書くだけでも疲れる状況で、集中して聞くことは難しいと思いました。なぜ熱が出ているのか、症状がいつまで続くかが分からないので怖いと思います。

SNS上には、後遺症と見られる症状に苦しむ人達の声が相次いでいます。
:「めまいも耳鳴りも治らん。本気で後遺症なのではという気がしてきた」「コロナ後遺症があります。自分も微熱が60日続いています」「医者から一生治らないかもといわれた」

NHKは、早くからこうした症状の存在に注目し、東京都内18か所の医療施設に調査を依頼。5月末までで陰性と確認されたおよそ1370人の内、少なくとも98人が、呼吸機能や運動能力の低下などで、生活に支障を抱えていることが分かりました。

後遺症と見られる症状には、医療費の負担も重くのしかかり、この大学生は今も続く症状の治療に、これまでに12万円以上かかっています。陰性と確認され退院できるまでの医療費は全額公費負担ですが、その後は通常の医療費として一部が自己負担になるからです。

後遺症と見られる症状について、日本呼吸器学会が実態調査に乗り出します。学会の医師が所属している全国の医療機関に協力を仰ぎ、肺機能の低下を中心に症例の調査や研究を進めるということで、調査は早ければ来月にも始まる見通しです。

日本呼吸器学会理事長の横山彰仁氏:日本でそのような方がどのくらいいるのか等は、全く分かっていない。どのくらいの頻度でどういう人にこういった後遺症が出るのか、早く第二波に備えて、データをきちんと整備しておくことが重要だと思います。