20.5.19ABCニュースにCOVID-19後の疲労の記事

5月19日付のABCニュース(オーストラリアの公共放送局)に、「軽症のCOVID-19患者でさえ回復に数ヶ月かかり極度の疲労に悩まされている」と題する記事が掲載されました。シドニーの病院でCOVID-19後の影響について1年間の研究を開始することが書かれています。

リバプール熱帯医学校感染学のポール・ガーナ―教授は、COVID-19と診断されて59日ですが、激しい疲労を感じています。「デング熱にもマラリアにもかかったことがありますが、こんなに具合が悪かったことは一度もありません。今では慢性疲労症候群患者に同情を感じます」と語ります。

 WHOは、重症でなければ2週間以内に、重症の場合はCOVID-19の回復に6週間までかかる可能性があるとしています。しかし、軽症とみなされる患者でさえも予想される回復期間をずっと過ぎても、疲労や息切れなどを経験しています。

シドニー市の聖ビンセント病院では、開始されようとしている1年間の研究で、何らかの答えが見つかることを願っています。聖ビンセント病院における主任研究者は、感染症医のグレッグ・ドール教授です。「COVID-19によるいかなる影響にも我々は関心があります。軽症患者にもみられる、患者の健康に対する継続的な影響に関心があります。それはウイルス感染後疲労と呼ばれ、運動耐性や集中力などの神経認知機能に対する影響です。他のウイルスでもウイルス感染後疲労にかかりうることを知っています。腺熱(伝染性単核球症を含む)が恐らく最も有名ですが、ロスリバー熱や他のウイルス性疾患もウイルス性疲労の原因となることはよく知られています」と語ります。

アメリカの作家であるフィオナ・ロウェンスタインは、COVID-19で苦しんでいる人たちが経験を共有するために、オンライン・フォーラムを設立しました。彼女はCOVID-19と3月中旬に診断され、いつまで症状が続くのか心配しています。この先どうなるのか情報を全く見つけられませんでしたので、サポートグループを開始し、今では世界中の何千というメンバ―がいます。多くの人が彼女と同じように、良くなっているはずの時をとっくに過ぎても、まだ疲れて具合が悪いと感じています。

※英語の原文はこちらからご覧頂けます