20.5.19BBCにCOVID-19後の体調不良の記事

5月19日付のBBCニュースに、「COVID-19を簡単に振り払うことのできない患者たち」と題する記事が掲載されました。COVID-19が治ってから1ヶ月たっても体調が回復しない患者がおり、その状態が見過ごされていると感じている人が多くいることが書かれています。

アリソン・二―ドハムさんは、COVID-19から”回復“後、一ヶ月たってもまだ症状に悩まされています。健康を取り戻そうとしてもがいているのに、その状態が見過ごされていると感じている人々が似たような経験をしており、彼女はFacebookによって、そうした多くの人々とつながることができました。「仕事に戻れるのか、これがいつまで続くのか心配です」と語ります。

このコロナウイルスの問題の一部は、なぜ比較的軽い症状が数日続くだけの人もいれば、全く健康であったのに数週間も健康回復のためにもがく人がいるのかを含め、未だに多くのことが分かっていないことです。

ロンドンの熱帯病の病院の顧問医師であるフィリップ・ゴサード博士は、患者の大多数はかなり早く完全に回復すると語ります。「中には、咳が続く人があり、極度の疲労や消耗などが3週間、4週間、5~6週間続く患者を見始めました。それ以外の点においては若くて健康な人であれば、こうした状態には慣れておらず、非常に痛ましいです。ですから、回復が遅くつっかえつっかえだとショックに感じるのです。」

ロンドン大学キングス・カレッジの遺伝疫学のティム・スペクター教授は、新型コロナウイルス感染症症状研究アプリによると、ゆっくり回復し始めるのに平均で12日かかるというデータが明らかになってきていると語ります。「かなり多くの人は症状がこれ以上続き、30日以上続くという症例もあるという報告が届いています。」

「もっとデータを集め、機械学習や人工知能を継続して使用すれば、どういった症状や危険因子の組み合わせがあれば、程度の差はあってもこうしたより長期に及ぶ症状がでやすいのかを近々、同定することができるようになるでしょう。」

英語の原文はこちらからご覧頂けます