20.2.1大阪で上映会を開催しました

2月1日(土)に大阪市の新大阪丸ビル別館において、済生会近畿ブロックMSW(医療ソーシャルワーカー)等研修会が、済生会奈良県支部の主催で開催されました。当日は、医師1名、病院のMSW39名、施設相談員8名、患者・家族の方4名を含む、55名以上の方が出席して下さいました。

当日の司会は、奈良県の済生会病院のMSWの方が務めて下さり、まず当法人製作のドキュメンタリー映画「この手に希望を~ME/CFSの真実~」を上映して頂きました。休憩後、当会の篠原理事長が、24時間365日続く症状、患者の置かれた状況、患者会発足以前の日本の状況、厚労省の実態調査で明らかになった深刻な実態、神経内科医による2つの研究班、神経免疫系疾患として進んでいる研究、症状を緩和する治療法として経頭蓋磁気刺激治療(rTMS)・和温療法、上咽頭擦過療法(EAT)の紹介、疲労の病気であるかのような誤解が広がっている理由、2017年末に発表されたME/CFS治療ガイドライン案の問題と国際ME/CFS学会の見解、「ME/CFSの診療の手引き」の問題点、最後に障害年金等の患者のニーズについて話しました。

終了後、「大阪の患者が置かれている状況」「線維筋痛症とME/CFSの違い」「ME/CFS治療ガイドライン案の問題の対応後に変化があったか」等の質問があり、カナダの診断基準を読んで更に理解を深めて頂きたいこと、診断されていない患者さんも多い中、患者さん達に寄り添ってサポートをして頂けるようにお願い致しました。

後日、アンケートの結果を送って頂きました。「篠原理事長の講演を聞き、病気の正しい知識を持ち、患者さんから相談があった際には精一杯の支援をさせて頂きたい」「医療関係者も含め、多くの人は病気で判断することが多いが、その人の症状をしっかり理解し、関わることが大切だと学んだ」「私達は医師の診断に基づいて制度の案内や調整をするが、待っているだけではなく、こちらからも情報提供などをしていく必要を感じた」「MSWとして相談面接で知識や知見を活かすだけではなく、ソーシャルアクションも必要なケースだと認識した」「神経内科担当のMSWとして、患者さんの力になれるようにしたい」「MSWとして実際に接することがあると思うので、もう少し理解できるようにしていきたい」「アウトリーチやメゾレベルの活動の重要さを感じた。制度の谷間に訴えていけるのはMSWとしても専門性にかかる点だと思う」「制度が使えるよう、患者会を支援していきたい」等の声を頂きました。