18.11.15NCNPから患者の脳に異常があるとの論文発表!

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)病院放射線診療部医長の木村有喜男先生、神経研究所特任研究部長・多発性硬化症センター長の山村隆先生、病院放射線診療部部長の佐藤典子先生、当法人の天野惠子理事と申偉秀理事らの研究グループは、NCNP病院において臨床診断されたME/CFS患者20名と健常者23名を対象とし、通常のMRI画像で検出できない微細な異常の検出が可能な最新のMRI拡散イメージング法(DKIおよびNODDI)を用い、脳内構造評価を行い、ME/CFS患者の脳に異常が見つかったとの論文を発表しました。

患者に共通して異常が検出された右上縦束は、複数の研究でワーキングメモリとの関係が示されており、同部位の障害がME/CFSの症状の一部と関連している可能性が示唆されました。この研究成果は、2018年11月15日に、International Society for Magnetic Resonance in Medicineオンライン版に掲載されました。

論文名:’Brain Abnormalities in Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome : Evaluation by Diffusional Kurtosis Imaging and Neurite Orientation Dispersion and Density Imaging’

著者:Yukio Kimura, Noriko Sato, Miho Ota, Yoko Shigemoto, Emiko Morimoto, Mikako Enokizono, Hiroshi Matsuda, Isu Shin, Keiko Amano, Hirohiko Ono, Wakiro Sato, Takashi Yamamura

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