17.7.30保団連学術活動交流集会で申理事発表

7月30日に新宿農協会館において開催された、保団連(全国保険医団体連合会)研究・学術活動交流集会において、各都道府県の保険医協会の学術担当の医師・歯科医師が集まる会で、「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の日常診療-実態調査概要と今後の治療も踏まえて」と題して、当法人の申理事が発表致しました。

昨年の第31回保団連医療研究フォーラムで報告し、今年2月に保団連誌「診療研究」に掲載された内容を発表しました。ME/CFSの定義、見た目が健康そうで通常の検査で異常が出ないため、医療から心因性の病気や詐病を疑われ、孤立していたME患者さんが患者会を結成し、行政、医師・研究者、マスコミを巻き込んで本疾患の認知を広めていった経緯、客観的診断基準が確立していないために、難病新法や障害者総合支援法の対象外とされている患者の、障害年金や身体障害者手帳取得を促進するための取り組み、厚労省による実態調査の実現とその結果、海外の脳画像や神経免疫系を中心とした新たな知見、それを受けた米国NIHの包括的な研究、患者会の要請を受けた国内における神経内科の専門家の取り組み、様々な治療法の紹介をしました。

最後に、昨年の国会請願採択を受けて、患者会として国に神経内科の拠点病院作りと、神経疾患としての病態解明と治療の研究の推進を引き続き要請しており、かかりつけ医として普段の診療と公的支援取得のための仲介などをしていただくことをお願いしました。

終了後、「子宮頸がんワクチン副反応患者に有効なBスポット療法をME/CFS患者の治療に応用していると聞いて、子宮頸がんワクチンの副反応とされている若年患者さんの中に、ME/CFS患者が紛れていないかなど関心が高い」という意見が出されました。

交流会では、香川県保険医協会の先生がご挨拶にみえました。神経内科医として昨年の保団連誌を見て関心を持たれ、患者会に入会してくださいましたので、アドバイスとご協力をお願い致しました。また、「職員の方の症状がMEかどうか心配である」、「米国ネバダ州での集団感染があった理由は」等の質問を受けました。

 

 

 

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