17.5.26JDの政策会議2017に出席

5月26日(金)に新宿区の戸山サンライズ大研修室において、当法人が加盟している日本障害者協議会(JD)の総会が開催され、理事の一人として出席(途中から)致しました。70名近い方が出席し、委任状を含め全加盟団体が参加し、全議案が承認されました。

午後から「JD政策会議2017~障害者権利条約パラレルレポート草案&学習会」に出席致しました。前半では最近の情勢報告や国連の障害者権利委員会の傍聴報告が行われ、後半は権利条約の条文別の分散会によるグループ討論が行われ、多くの方が参加されました。

JDの藤井克徳代表の情勢報告では、「津久井やまゆり園」大量殺傷事件や障害のある人にとって看過できない事象(安永健太さん死亡事件、視覚障害者のホーム転落事件等)、障害関連の主な政策動向、「我が事・丸ごと地域共生社会」政策の特徴・問題点、精神保健福祉法の改正動向、障害者権利条約を社会の隅々まで届けるための課題、気になる欧米や日本での潮流と障害分野の状況等を、お話し頂きました。

4月にジュネーブで開催された障害者権利委員会において、カナダの審査の過程を傍聴された、きょうされん常務理事の方と日本社会事業大学特任教授より、傍聴の様子をご報告頂きました。カナダは権利条約を2010年に批准し、政府報告が2015年7月に出され、2017年4月に審査を受けました。カナダの障害者関係のNGOがジュネ―ブにおいて、どのようなロビー活動を行ったか等も含めて傍聴され、良いパラレルレポート(パラレポ)とは、「大事なことは科学的な証拠や統計的データを示すことで、良いパラレポは総合的な情報が提供されており、その国の良い点も悪い点も紹介すること」と伺ったそうです。

その後、カナダには総括所見が出されましたが、「女性や子ともの障害者、精神障害者や知的障害者、アルツハイマー病、認知症、多発性硬化症を含む神経変性疾患のある人の団地を含む障害者団体の権利擁護を強化するため、特別な資金助成を含む対策を行うこと」という勧告も出されたそうです。当法人の全面的協力で行われた実態調査の概要は英語に翻訳されていますので、統計データとして提出できます。是非、筋痛性脳脊髄炎という病名を入れて、患者の権利擁護を強化する勧告を日本政府に対して出して頂きたいと思いました。

休憩をはさんで、「総論と一般原則など/差別解消法1年」「教育」「労働及び雇用」「自立した生活」「精神関連」「法の前の平等」「締約国報告+パラレポの課題を学ぼうの7つの分散会が行われ、活発なディスカッションが行われました。

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