16.2.16米国CDCでME/CFSに関する講演

スノードロップ2016年2月16日に米国疾病管理予防センター(CDC)において開催された病例検討会で、ME/CFSが取り上げられ、国立衛生研究所(NIH)の国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)の主任研究員(神経免疫学が専門)であるDr. Avindra Nathがプレゼンテーションを行ったことはお知らせ致しました。当日は、Dr. Nathの他に、Dr. Charles W. Lapp、Dr. Elizabeth R. Unger、Dr. Anthony L. Komaroffもプレゼンテーションを行いました。

Dr. Lapp (ハンター・ホプキンス・センター院長 ):「慢性疲労症候群の臨床症状」
Dr. Unger(CDCの慢性ウイルス性疾患部門長):「慢性疲労症候群への公衆衛生学的アプローチ」
Dr. Komaroff(ハーバード大学医学部教授、ブリガムアンドウィメンズ病院上級医師):「米国医学研究所とNIHの報告からの教訓」
Dr. Nath(NIHの国立神経疾患・脳卒中研究所の神経系の感染セクション部長):「感染後ME/CFS:米国国立衛生研究所における所内研究」

その中で注目が集まったのが、アメリカにおける医学研究の拠点機関であるNIHのDr. Nathのプレゼンテーションでした。「私達は、発症時にウィルス性疾患にかかっていたことが明確な患者群に焦点をあてて研究します。こうした患者達は、大変類似した免疫プロフィールを持っている可能性があります。ウィルス感染が引き金で感染後ME/CFSにかかり、その結果、免疫介在性脳機能障害が起きるというのが私達の仮説で、このことに取り組むために、3段階研究を提案致しました。第一段階は、この疾患の表現型と病態生理学を明確にするための横断研究です。第二段階は有用なバイオマーカーを実証するための縦断的研究です。第三段階は、第二段階で同定されたバイオマーカーを標的にした初期段階の介入試験です」

Dr. Nathのプレゼンテーションのテープ起し(ME Action NetworkのHPより): http://www.meaction.net/2016/02/16/transcripts-and-slides-from-dr-naths-talk-on-nih-study/

Dr. NathのプレゼンテーションのYouTube : https://www.youtube.com/watch?v=0SnJy5AOSd8&feature=youtu.be&t=42m38s

病例検討会全体のプレゼンテーションのYouTube : http://www.cdc.gov/cdcgrandrounds/archives/2016/february2016.htm

病例検討会全体のプレゼンテーションのパワーポイント : http://www.cdc.gov/cdcgrandrounds/pdf/archives/2016/feb2016.pdf

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