15.6.13秋田さきがけ新聞に再び記事掲載

無題2015年6月13日の秋田さきがけ新聞の「コンパス」欄に、11日の記事の患者さんが再び取り上げられました。慢性疲労症候群の患者は、一時的に健康な人と同じように行動できるため、症状を訴えても単なる愚痴や甘え、精神的な問題を受け止められてしまいますが、行動した後は何日も横になる生活が続き、寝たきりになってしまう人もいます。診断・治療体制が十分整っていないため、患者の多くが医師や医療に不信感を募らせています。

記者が患者さんを訪ねますが、笑顔の患者さんが玄関に現れた時には、訪ねた家を間違ったのかと思いました。40年近くこの病気に苦しんできて、つい2年前に診断が確定した患者さんは、初めのうちとても元気そうに話していましたが、1時間ほどたつと笑顔が消え、肩で息をつき始め、考えがまとまらず、話が途切れ途切れになりました。その後、2週間近く寝込んでいたそうです。患者さんは、「検査で異常がないと言われ続けると、通院する気が起きなくなる。信頼できる病院に出会わないと、命に関わる他の病気の発見まで遅れる気がして不安だった」と話します。

取材中に体調が急激に悪化しましたが、初めの笑顔とは全く違う表情に、病気への理解が進まない理由を実感し、現状を知ってほしいという患者さんの思いが、周囲の人たちにも医療関係者にも広がることを、願わずにはいられません。

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