日刊ゲンダイに和温療法の記事掲載

ph_waon019月9日の日刊ゲンダイに、「この診療科のイチ押し治療~慢性疲労症候群の和温療法」と題して、静風荘病院女性外来で行っている和温療法が、写真入りで大きく取り上げられました。

慢性疲労症候群(CFS)の国内推定患者は24万~38万人といわれ、約3割がほぼ寝たきりの状態ですが、この難病をきちんと理解し、診療できる医師が国内でごく少数なのが問題です。しかも確立された治療法はありません。静風荘病院の天野惠子特別顧問は、「来院される患者さんは皆、『やっと理解してくれる先生に出会えた』と言い、発症後20年以上たって『初めて効果のある治療法に出会えた』と言う方もいます。

天野医師が5年前から取り入れたのは、医療用の低温遠赤外線サウナ室で体の深部を温める「和温療法」。鄭忠和・元鹿児島大教授が開発し、重症心不全では先進医療になっており、CFSの症状の改善効果が報告されています。「和温療法」は、室温40~60度のサウナ室に15分入った後、安楽いすで肩まで布団にくるまり、頭もタオルで包んで30分保温して終了です。CFSの場合は4週間入院して、平日は1日2回、土曜日は1回、計44回行って1クールになります。

効果は症状の程度により個人差がありますが、大半の患者に改善が診られ、軽症であれば治る場合もあります。寝たきり状態の患者を3ヶ月かけて、屋外で歩ける状態にまで改善させた症例もあるそうです。全国から集まる患者は、これまでドクターショッピングを繰り返していた患者ばかりで、今では患者団体が最も信頼を寄せている施設の一つです。

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