村上龍氏の本の中でMEに言及

img032「限りなく透明に近いブルー」で第75回芥川賞を受賞された村上龍氏の本の中で、筋痛性脳脊髄炎について少し言及されています。「55歳からのハローライフ」には、5つの中篇小説が入っていますが、その中の「トラベルヘルパー」と題する小説の中でです。

主人公が一目惚れした女性の夫が、筋痛性脳脊髄炎にかかり、10年前からほとんど寝たきりになって施設に入っている設定です。筋痛性脳脊髄炎の別名は慢性疲労症候群で、慢性疲労とは違うこと、この病気は国際的には神経系疾患と分類されていますが、日本ではまだ病気として認められていないため障害者手帳を交付されないこと、原因もはっきりしない難病で、ビタミン剤や漢方薬くらいしか治療法がないこと、まだ偏見も多く、単なる怠け病ではないかとマスコミで報道されたり、うつ病と混同され、慢性疲労が悪化するとかかる病気だと誤解されているらしいことが書かれています。

小説は2012年12月に発行されていますが、今年の7月5日のNHK土曜ドラマでドラマ化され、放送されました。http://www.nhk.or.jp/dodra/hellolife/html_hellolife_story04.html からNHKのホームページはご覧いただけます。

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