尊厳死法制化を考える院内集会に出席

尊厳死法制化を考える院内集会14.5.225月22日に参議院議員会館講堂において、「尊厳死法案に反対する会」主催の、「尊厳死法制化を考える院内集会~海外の動向から日本の法制化議論を見る」に、岩井副理事長と共に出席致しました。事前申し込みの際に定員の190名を越えたそうで、会場の講堂は一杯でした。主催者の挨拶の後、15名近い超党派の国会議員の方が賛同の挨拶をされました。

重度心身障害を持つ娘さんの母でもあるライターの児玉真美さんが、「海外の『死の自己決定権』議論で起こっていること~海外の動向から日本の尊厳死法制化を考える」と題して講演されました。海尊厳死法制化を考える院内集会14.5.22児玉さん外の動向で気になることとして、対象者が拡大する現象が起きていること、「障害のある生は生きるに値しない」という暗黙の了解が広がっていること、「社会で支える」という視点が欠落し、社会保障の問題が家族の「自己責任」へ転嫁されていること等をあげられていました。また、「無益な治療」論が広がり、当初は「もう助けることのできない患者を無益な治療で苦しめるのはやめよう」というものだったのに、今では一方的な治療の中止と差し控えの決定権を医療サイドに認める論拠になっているそうです。

日本でも尊厳死法案が国会に提出されるかもしれない状況の中で、日本は人権感覚が遅れているため、実行性のある制度が必要であり、「死ぬための権利の尊重」の前に、「生きることを支える人権擁護システム」の創設が先ではないかと、最後に提言されました。

会場では、「法制化の議論を中止し、すべての人が必要かつ希望する医療や介護を受けられる体制整備の構築に向けて、幅広い議論を進めるよう、強く求めます」とするアピールが読み上げられました。

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