高橋千鶴子議員が厚労委員会で質問

images4月16日の衆議院厚生労働委員会において、共産党の高橋千鶴子議員が、雑誌「難病と在宅ケア」に掲載された3人の患者さんの声を紹介し、この病気について質問して下さいました。

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)のように、希少要件を満たさず、診断基準が確立していない疾患は、医療費助成も福祉サービスの対象にもなりませんが、療養生活は余りにも過酷です。介助がなければ日常生活が送れないのに、障害でも難病でもないと制度の外に置かれるのはおかしいので、医師の診断書などで介護の必要性が認められるものは、病名によらず認めるべきではないでしょうかと質問して下さいました。

それに対して社会・援護局障害保健福祉部長は、「障害福祉サービスの対象となる難病の範囲は、、障害者総合支援法がサービス給付法であるため、利用者間の公平性の観点等から疾病名で定めています。今後、客観的な指標に基づく一定の診断基準の確立を前提にした上で、具体的な障害福祉サービスの対象を検討していきたい」と答えられました。

高橋議員は、「この問題を公平性で片づけるには余りにも過酷ですし、共生社会の実現とは到底言えないのではないでしょうか。寝たきりだとか重症であったり、理解されない苦しみをずっと訴え続けてきたにもかかわらず、新法の効果が何ら波及されない方たちが残されてよいのでしょうか。どこかで救済される道を模索するべきだと思います」と質問して下さいました。

それに対して田村厚生労働大臣は、「福祉的な意味合いは、以前より今般の法律においては強くなっていますが、難病の対象ですので調査研究とは切り離せず、その中において診断基準があるのです」と答えられました。

高橋議員は、「データの蓄積と研究はすごく大事です。指定難病で限定されるだけではなく、広く捉えた疾患が治療に結びついていく上での、こうした支援の分野についてもしっかりと拡充していかなければならないと思います」と質問して下さいました。

それに対して厚生労働省健康局長は、「必ずしも難病の枠組みに入らないものも、広く国民の皆様や学界の先生方の御意見を聞きながら対応はしていきたい」と答えられました。

高橋議員は、「まだ難病に入れない方たちの望みをしっかりと確保すると同時に、療養生活を支えていくことも重ねて要望したい」と求めてくださいました。

インターネットで、衆議院インターネット審議中継からご覧頂けます。質問した年月日、厚生労働委員会、発言者氏名を打ち込むと検索できます。http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

 

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