JDの第1回連続講座に出席

DSCF10691月29日に水道橋の全水道会館において開催された、JDの「あらためて障害者の権利とその保障を考える!」と題する連続講座に出席いたしました。国連の障害者権利条約の批准を契機に、あたらめて「権利とは何か」「条約批准の意義」などを検証し、具体的な権利侵害の事例にも触れながら、障害のある人の権利保障に向けた運動課題を整理し、共有するために、この3回の連続講座は企画されました。

第1回目は講師に藤岡毅氏(弁護士/障害者自立支援法訴訟弁護団事務局長)をお迎えし、「権利のことを考えてみよう!憲法に謳われる基本的人権とは!!」と題する講座が開かれました。日本において障害者権利条約が批准されるまでの経過、「人権」とは何か、権利条約の目的、障害者が権利を求めた国内外の訴訟事例などについてお話しいただきました。人権の水準を高めていくために、私達が勉強していく必要性を強く感じました。

平成11年10月15日に大阪高等裁判所において出された判決(判例時報1718号30ページ)に、「憲法98条2項は、日本国が締結した条約及び確立された国際法規の誠実な遵守をうたっているから、我が国には条約を誠実に遵守する義務があることはいうまでもない・・・・ 国会において、国内法の内容が条約の内容に適合するかどうかを見直し、すでに制定された法律の規定中に条約の内容に適合しない規定があるような場合には、これらを改廃したり、新たな立法措置を講ずるなどして、条約に違反する状態が生じないように是正すべき一般的な義務があることは明らかである」と述べているそうです。

2011年に改正された障害者基本法や、障害者差別解消法においては、難治性慢性疾患によって生活にしづらさのある方も障害者であるとしていますので、病名によって差別されることなく、合理的配慮を受けられるべきです。その点について質問をさせていただきましたが、全くその通りであるという回答をいただきました。

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