参議院外交防衛委員会で「制度の谷間」の発言

無題11月28日(木)の参議院外交防衛委員会で、障害者の権利に関する条約の締結について、4人から15分ずつの参考人陳述が行われました。参考人の方々は、川島 聡さん(東京大学先端科学技術研究センター客員研究員)、尾上浩二さん(DPI日本会議事務局長)、久保厚子さん(全日本手をつなぐ育成会理事長)、藤井克徳さん(JDF日本障害フォーラム幹事会議長)でした。陳述の中で、尾上さんと藤井さんが、「制度の谷間」についても言及して下さいました。

尾上DPI事務局長の発言:
DPI日本会議は、障害者当事者団体の国際組織の日本支部であり、障害種別を越えた全国88の団体が加盟しており、その立場から意見を述べる。2009年の当事者参加による取り組み、2011年の障害者基本法の改正、2012年の障害者総合支援法と虐待防止法の制定、今年6月の障害者差別解消法の制定を経て、これまで当事者を交えて法律を作ってこられたことに感謝。今国会での障害者差別禁止法の批准を願うとともに、これが新しいプロセスへのスタートであってほしい。障害者総合支援法は、3年での見直しをしっかりやって、初めてその真価が発揮できる法律である。障害者基本法は、社会モデルに基づいて包括的に障害者を定義したが、難病等、「制度の谷間」に置かれている方々の課題が、重く大きく残っている。

藤井JDF幹事会議長の発言:
一般の市民との格差だけでなく、障害種別間の格差、あるいは障害の中での格差があり、谷間の障害と呼ばれている。高次脳機能障害、発達障害、難病等については、まだ完全に障害者施策に包含されていない。難病については、特に医療面において、一部は障害者施策に入ったものの、別のコースを歩まざるを得ない状況が近づきつつある。

尾上DPI事務局長の発言は、http://youtu.be/7eAghnmcYWk からご覧いただけます。
藤井JDF幹事会議長の発言は、http://youtu.be/1-O-nC7WthY からご覧いただけます。

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