研究班班長と疾病対策課との話し合い

DSCF04535月16日に厚生労働省にて、慢性疲労症候群研究班と疾病対策課との話し合いを持っていただきました。研究班からは班長の関西福祉科学大学の倉恒弘彦教授と理化学研究所の福田早苗研究員、健康局疾病対策課からは山本尚子課長と西嶋康浩課長補佐をはじめ三名、こちらからは副理事長の岩井、理事の澤田石、事務局から長沼の四名が出席致しました。

最初に西嶋課長補佐より、診断を受けられるようになることが大切で、そのためには客観的な評価指標(バイオマーカー)を見つけることが必要であり、それを見つけないと研究は次に進まないというお話がありました。そして、本年から始まる「慢性疲労症候群の病因・病態の解明と画期的診断法・治療法の開発」について、研究班班長よりご説明頂きました。一般に内科では症状をチェックするのではなく、データに基づいて診断するため、検査に異常がないと心の病気を疑われてしまいます。「重症患者のバイオマーカーやCFSのバイオマーカー」、「網羅的バイオマーカーの測定」、「炎症・痛みに係るバイオマーカー測定」などが計画されているそうです。

残念ながら患者の現状は改善されていないことを実例をあげてお話し、患者が社会保障を受けられるようになるためにはどうしたらよいかについても話し合いました。今まで日本では専門医をを受診できないほど重症の患者の実態は、一度も調査が行われていません。それを明らかにすることが非常に大切であると感じていますが、それについては引き続き方策を探ることになりました。

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