中日新聞社説に「新たな難病対策」と題する記事

DSCF04144月25日の中日新聞社説の「新たな難病対策・”仁の心”で救わねば」と題する記事の中で、難病対策が見直されても、支援を病名で区切る考え方は変わらず、このままでは「谷間」に埋もれた患者は救われず、不公平感はぬぐえないことが掲載されました。国は医療費の助成対象をこれまでの56疾患から300以上に増やすとしており、5月中に報告書をまとめ、法制化を急ぐことにしています。問題は、そこからこぼれ落ちる制度の「谷間」の患者たちがなおいることです。

岐阜県可児市の23歳の女性は、慢性疲労症候群と線維筋痛症を併発していますが、この2つの病気は難病指定外であり、4月から施行され、福祉サービスも受けられる障害者総合支援法も枠外でした。正規の仕事もできず、横になっている日が多いですが、あるきっかけで写真集のモデルに選ばれ、生き方も前向きになり、自助グループも立ち上げました。「ふつうに生きたいだけ」というのは、患者たちの切実でしごく当たり前の夢です。「公平性」と「難病は誰でもかかりうる」の考え方は、新たな対策のかなめのはずで、病名で線引きするのでなく、病状や生活実態に合わせ、その身に立つ”仁の心”で、谷間の患者を一人でも多く救い上げていただきたいものです。

 

 

広告