医療タイムスにMEのシンポジウムの記事掲載

会員制週刊医療専門誌「医療タイムス」2012年11月12日号のタイムスリポート欄に、「シンポジウムME/CFSはここまで解明された~米国では2種類の治療薬が承認待ちに 国内ME/CFS患者にも希望の光が!?」と題する記事を掲載して頂きました。NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会は、米国のME/CFSの専門医であるチャールズ・ラップ氏を招き、11月4日に都内でシンポジウムを開催、ラップ氏は米国においてどこまでこの病気の解明が進んだのか、治療法などについて講演したことを取り上げて頂きました。

ラップ氏は1985年にME/CFSの研究を開始、85年からは診断・治療にあたってきた専門医であり、現在では国際ME/CFS学会の理事、CDC(米国疾病管理予防センター)の顧問です。ME/CFSはMRI画像やSPECT画像で脳に異常が認められ、多くの患者は免疫系が損なわれており、エネルギー代謝にも異常が見られ、うつ病がME/CFSの原因ではないことなどを講演。治療法は対処療法が中心となり、睡眠障害や痛みに対する症状管理を紹介。一番大切なこととして「頻繁に休憩をして活動に制限を設けること」をあげ、活動的でありながらも過剰にならないことが大切と語りました。

ラップ氏は政府からの助成を受けて、医師や看護師などへの啓発活動も行ってきており、今では全米で7000人ほどの医師や看護師が、ME/CFSを理解するようになったことを紹介。また現在、非常に有望な免疫調整剤である2種類のME/CFSの治療薬が承認待ちであることを発表。発症には遺伝的要素も影響しており、ME/CFS患者の75~85%がウイルス性疾患、もしくはインフルエンザに似た疾患の罹患後に突然発症しているという調査結果があるが、原因は判明していないと話し、「私の最後のアドバイスは、患者の皆さんは決してあきらめないで」と講演を結ばれました。

転載許可をいただきましたので、こちらからご覧いただけます。許可して下さった「医療タイムス」に感謝しております。

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