NHKラジオ第1で青森の取り組みが全国放送

9月18日と19日の22:00~23:00に、青森での取り組みについて、NHKラジオから全国放送されました。NHKラジオ第1『NHKジャーナル』という1時間の番組の中で、2回に分けて2夜連続の特集で放送されました。

18日は「慢性疲労症候群の患者の苦悩」と題されたリポートでした。難病と呼ばれる患者は日本に750万人いますが、治療費の助成を受けられるのは56の病気に限られ、その数は全体の1割であり、CFSも対象外です。この病気を知ってもらうために、9月8日に青森市の患者の方は、専門医を招いて講演会を開き、CFSを取り巻く現状と患者の苦悩を話しました。この方は4年前に発症し、毎日がインフルエンザのような感じで、原因不明の疲労感で体が辛く、テレビや本も理解できない状態で、睡眠を異常に沢山取らないと動けず、仕事を辞めざるをえませんでした。サプリメントや漢方薬に一月2万円かかり、青森には専門医がいないため、大阪まで年3回通院するために、飛行機やタクシー使わざるをえず、年80万円も通院費にかかった時もあると。現在は障害年金を受給していますが、病名を告げると窓口で、受けられないと言われることも多いそうです。専門医の方は、脳に機能障害が起き、免疫機能が低下しており、重症化するとなかなか治らないと話します。国では難病対策の見直しが行われています。

19日は「慢性疲労症候群の治療の課題をどう克服するか」と題されたリポートでした。この病気は、実際に診察を断わられるケースや、病名を話すと医者から敬遠されるケースが多いです。重篤な病気と思われず、医師でさえも専門知識がないのが現状で、家族や職場からも疑われます。専門医は、「これは免疫物質が脳の神経に悪影響を与えるために起きている病気であるのに、保険診療で認められる検査では異常が見つからず、診療が体制がうまくいっていない。保険診療で認められる検査が充実すれば、今まで気づかなかった異常に気づいてもらえる。開業医の方が診てくれ、専門医が検査をしてくれるようになれば、状況は改善される」と話します。今回講演会を開き、「患者同士の情報の共有が大切であり、福祉の面からのサポートが必要であるために、福祉の方にもお越しいただき、理解が得られて嬉しい」と患者の方は話します。

番組のHPより、2週間くらいはいつでも聞けるそうです。
番組HP  http://www.nhk.or.jp/r1/journal/
HPの右上の「ピックアップ」をクリックし、「リポート聞く」を選択して下さい。

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