3月29日に青森テレビで慢性疲労症候群を特集

3月29日に、青森テレビのATVニュースワイドで慢性疲労症候群の特集がありました。その内容を簡単にご紹介します。特集は、この病気は全国的にも診察する医師が少なく、青森県には医師がおらず、患者たちは家族からも理解を得られずに行き場を失い、困難を抱えた患者自身が慢性疲労症候群をともに考える会などに参加して、行政などに働きかけを行っていることを紹介していました。

3年前に東京で発症した患者Aさんは、仕事を辞めざるをえなくなり、故郷の青森に帰りました。半年に一度、大阪の専門医を受診する以外は、ほとんど家で休んでいる状態です。が、去年の7月に青森市で開催した慢性疲労症候群の上映会をきっかけに、知り合った地元の患者さんを訪ねます。この方は10年前に発症、病院で検査をしても異常が見つからないため、家族から理解してもらえず、離婚を決意。両親からは、「寝てばかりいるから体力や免疫が落ちるので、運動しなさい」と言われ、「どうすればよいのかわからず、追い詰められていた」と話します。
この病気は国が指定する難病ではないため、福祉サービスを受けづらく、医師の認知度が低く、県外の専門医との連携医療も実現できない状態です。そのためにAさんは、去年の3月に全国どこでも治療を受けられるよう求めて青森市議会に陳情し、その意見書は採択されました。今年の2月には、青森市障がい福祉懇談会においてAさんが現状を訴え、青森市長は後日に回答を約束しました。
今年の3月に「慢性疲労症候群をともに考える会」は、東京に専門医を招いた講演会を開催しました。会の代表(篠原三恵子)は重症で、ヘルパーなしでは外出できない状態です。講演の中で専門医は、患者の実態調査、診療体制の確立、病因・病態の解明の研究を行う研究班を、国に申請中であると話したと、青森のテレビの特集は伝えていました。
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