共生社会を実現する法の制定を!! 日弁連主催の院内集会とロビー活動

 413日に衆議院第一議員会館において、日本弁護士連合会主催の「当事者の声を反映した共生社会を実現する法の制定を目指して」と題する、院内集会に出席致しました。来週には新しい障害者総合支援法が国会で審議されることになっており、それを前に行われたものです。東京大学バリアフリー分野教授の福島 智先生の基調講演のあと、総合福祉部会副部会長・明治学院大学教授の茨木尚子さん、日本障害フォーラム政策委員長の森祐司さん、総合福祉部会委員・弁護士の田中伸明さんを迎えて、パネルディスカッションが行われました。
 
  福島先生は、世界で初めて常勤の大学教授となられた盲聾者で、ご自分の経験から人権についてお話し下さり、今後の活動への活力を頂いたと感じました。今回の新法では、「医学モデル」から「社会モデル」への転換が期待されています。「医学モデル」では、「障害」は個人が治療や訓練などによって克服すべきものであり、個人に内在する属性として捉えますが、「社会モデル」では、障害は個人の外部に存在する社会的障壁によって構築されたものとして捉えられます。
 
 「人間はただ生物学的に生きていればいいというものではなく、人とのコミュニケーションや移動、社会との関わり、情報収集などの社会的要求が満たされてこそ、人間らしい生活といえるのではないか」という言葉を伺い、慢性疲労症候群の患者の抱えている苦しみを、代弁して頂いたような気が致しました。この院内集会には、「内部障害/難病当事者ネットワーク・フリースペース彩」の仲間が、4人出席していました。
 
集会後に、「彩」の白井誠一朗副代表と共に、自民党の松本純衆議院議員、自民党の田村憲久衆議院議員、社民党の阿部知子衆議院議員、公明党の高木美智代衆議院議員のお部屋を廻り、ロビー活動をして参りました。障害の範囲は「政令に定めるもの」とされており、国から指定されていない難病は、再び「制度の谷間」に置かれることが危惧されることを訴えて参りました。
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