民主党・障害者総合支援法(案)説明会と記者会見

民主党・障害者総合支援法(案)の説明会  

38日の午前中に、参議院議員会館講堂において民主党障がい者ワーキングチーム(WT)による、障害者自立支援法に代わる新しい障害者総合支援法()の説明会があり、「制度の谷間のない障害者福祉の実現を求める実行委員会」の共同代表として出席致しました。総合福祉部会構成員と民主党WTヒヤリングに出席した団体を対象にした説明会で、会場の講堂は300席が満席でした。民主党議員が20名近く出席する中、初鹿明博WT事務局長の司会により、岡本充功WT座長が説明し、その後質疑応答が行われました。批判意見が続出し、予定の12時を1時間以上大幅に延長しましたが、会場と国会開始時間を理由に打ち切られました。

障害の範囲について、「この法律に規定する『障害者』に、治療方法が確立していない疾病その他の特殊な疾病であって、政令で定めるものによる障害の程度が厚生労働大臣が定める程度である者であって、十八歳以上であるものを加えるものとすること」が、法律案で示されています。この「政令で定めるもの」とは、国の指定する難病以外の患者達を含むのかどうかは明確ではなく、「制度の谷間」に置かれ続けている難病や慢性疾患を抱えている人すべてが、制度の入口で排除されないかどうかは、政令に委任する案になっています。多くの団体から骨格提言に反するという意見が出されましたが、明確な答えは示されませんでした。始まる前に私の姿を見つけた三宅雪子議員は、「頑張りましょう」と言って手を握って下さいました。2年かけて総合福祉部会がまとめた骨格提言と、民主党の新法案は余りにもかけ離れているという思いで、参加者の気持ちは一杯であったはずです。施行されるまでには時間がありますので、諦めずに訴え続ける必要があります。

厚労省での記者会見

引き続き午後の2時より厚生労働記者クラブにおいて、NPO法人「線維筋痛症友の会」の橋本裕子理事長と、明治学院大学教授であり総合福祉部会副部会長である茨木尚子先生と共に、記者会見を行いました。NHKテレビ、テレビ東京、TBSテレビの取材が入り、「フリースペース彩」の会員が2名、私たちの会からも7名が出席致しました。

最初に私が午前中の説明会の報告をし、慢性疲労症候群の患者の置かれている現状を話した後、橋本理事長が線維筋痛症の現状を、茨木先生が骨格提言についてお話下さり、3人揃って「制度の谷間」の問題を訴えました。今回このように4つの違った立場から、「制度の谷間」の問題を訴える事ができ、3つのテレビ局で取り上げて頂けることになりましたので、これから世論形成していく足がかりができたことは間違いありません。諦めずに訴え続けて参りますので、皆様にもご協力をお願い致します。
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