医療再生フォーラム21 第1回シンポに出席して

 医療再生フォーラム21919日(土)に秋葉原で開催されました。

11人のシンポジストの話と4人の方のビデオメッセージのあと、シンポジストによる討論がありました。近年「医療崩壊」が進行していると言われるなか、新しい医療を再生するためにはどうすればよいのかという視点から、熱い提言と討論が行われました。150人以上の来場者がありました。
 
最後の呼びかけ文によると、医療崩壊の第一の原因は、1998年代から進められてきた医療費抑制政策だそうです。公的医療費抑制を進めてきた結果、先進国のなかで日本の医療費比率は最低となっており、ベッドあたりの病院従事者の数も非常に低く、医師の過重労働も大きな問題です。新研修制度移行後には医師不足が深刻化し、高度医療機関としての診療と、医師養成機能を十分に果たせません。
 
医療崩壊を招いた第二の原因は、医療従事者自身にあるとしています。目前の診療や研究に没頭するあまり、医師の非常識な勤務体系を放置してきましたし、日本の医療の危機的状況をもっともよく知る立場にありながら、国民に分かりやすく説明し、理解を得る社会的責任を十分に果たしてこなかったということです。
 
私たちの会の会員である医師の方も、シンポジストとしてPatients Rights(患者権利)について話されました。医療の原点として、患者の権利を尊重することと、根拠のある医療を行うことの大切さを強調されました。慢性疲労症候群の多くの患者たちは、長年医師たちからの無理解に苦しんできた方が多いと思いますが、私はこのようなシンポジウムに出席し、現役の医師たちが本当に日本の医療を良くしようと、勤務時間外にこうしてシンポジウムに参加する姿に触れ、患者の立場からも協同していく大切さを感じました。
 
シンポジウムのあとロビーで、私たちの会の活動を応援してくださっている3人の医師の方と話すことができ、医療問題に熱心な弁護士の方と、シンポジストとして参加された民主党の梅村聡議員にも紹介していただくことができました。(篠原)
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